インジェクション成形(射出成形)品
お客様がインジェクション成形(射出成形)・真空成型の両工法を直接比較検討いただけるよう、インジェクション成形も取り扱っております。要求仕様・コストを比較検討しながら、お客様により満足いただける提案をいたします。
■熱可塑性エラストマー樹脂の射出成形
ゴムの弾力性を持つ樹脂=熱可塑性エラストマー(TPE)を成型し、ゴムの特性を生かす樹脂成形品として、パッキン、クッション等に採用されています。
一般的にゴムの製造工程より工程が削減できるため、ゴムよりもコストパフォーマンスが高いので、ゴム部品をエラストマー成形品に置き換えることで、コストダウンにもつながります。
エラストマー樹脂の射出成形
底面に両面テープを貼ったパッキンです。
接着しにくい素材ですが、くっつく両面テープを選定し、アッセンブリー加工しています。
硬度5° 肉厚1mm 防振材
硬度は要求仕様に合わせて変更可能です。
Φ10のクッション・防振材
■特殊金型による射出成形
射出成形は通常、プリンを型から外すように、『一方向』に成型した製品が抜きとれる形状が求められますが、特殊金型により、『3次元』の型抜きが可能になります。ひねり形状の樹脂成形品が可能となります。
従来ゴムチューブを曲げてつないでいた接続パーツ等を樹脂成形品に置き換えることで、部品点数を減らすことができ、組立工程も軽減され、コストダウンが可能です。
曲げパイプ一体成型品
特殊金型により一体成型が可能です。
ねじれ形状のパイプ一体成型
■メッシュ成形
通常、メッシュ部品はメッシュシートをインサート成形する方法が一般的ですが、インサート成形せず、インジェクション成形のみで樹脂部品を成形することができます。これにより、メッシュ部品のコストダウン、組立工程の削減によるコストダウン等のメリットが生まれます。
通常のメッシュ部品
樹脂メッシュシートをインサートして成形したもの
メッシュをインサートするのではなく、インジェクション成形のみのメッシュ部品
■二色成形(ダブルモールド)
異材質の二つの材料を同一行程で成形します。
硬質樹脂ポリプロピレンと軟質樹脂熱可塑性エラストマーの二色成形
■射出成形
2㎜の隙間ポケットの成形品
木目調の樹脂成形
手触りも木感あります
成形品にゴールド塗装
ライトカバー
キラキラ成形品