ブリスターパックとは。製造方法。|サトウパック株式会社

「真空成型トレー・ブリスターパック」のサトウパック株式会社(本社:岐阜県美濃市)、広報Mです凸凹

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インターネットで「ブリスターパック」と検索してサトウパックのホームページにたどり着く方が多いので、改めて「ブリスターパックとは」についてお話します。

 

ブリスターパックとは、プラスチックを成形して製造する透明色のパッケージです。

ブリスターパックは、実は誰もが見たことのあるもので、わたしたち消費者にとって大変身近なものです。

例えば、プラモデルや子どものおもちゃ、日用雑貨の化粧品・歯ブラシ・カミソリ・接着剤(ボンド)など、あらゆる物を保護するために使用されています。

 

材料は、通常はPET(Polyethylene terephthalate-ポリエチレンテレフタレート)を使っています。

製造方法は、

1. 材料であるシート状のプラスチックを加熱して柔らかくします。
2. 柔らかくなったプラスチックシートと金型の間を真空状態にして、両者を密着させて成型します。
3. プラスチックシートを冷し固め、成型品を取り出します。
4. 金型から取り外した成型品には余分なプラスチックシートが付いているため、後加工にて外周抜き・トリミングをします。

ブリスターパックは、中に入れる物によって自由自在に形を変えることができ、瓶詰めや箱詰めより製造コストは少ないとされています。

真空成型を得意とするサトウパックでは、お客様からご要望があると、設計、金型製作、製造に至るまで自社で一貫生産しています。

 

ブリスターパックは、製品と台紙(製品の仕様等を明示する印刷物)とのパッケージ方法により、大きく3つのタイプに分けられます。

①曲げ加工タイプのブリスターパック

熱曲げ加工をしたブリスターパックに、台紙をスライドさせてパックします。

台紙とブリスターパックは簡単に取り外しができるため、廃棄の際の分別も簡単で手間いらずです。

②シールタイプのブリスターパック

台紙とブリスターパックを熱圧着によってシーリングするタイプです。

③シェルパックタイプのブリスターパック

前面・背面ともにブリスターパックで構成し、製品を前後のブリスターパックで覆う形のブリスターパックです。

 

では、なぜブリスターパックは透明色なのでしょう?

それは、購入者が商品を見て選べるように工夫されているからです。

素材が丈夫なプラスチックなので、水や汚れ、ほこりにも強く、特に中身が壊れやすい繊細な商品の場合は、鞄の中に入れて色んな場所に移動しても安心感があります。

また、中身が見えると安心して購入できる利点もあります。

 

わたしたちの生活の中で活躍している「ブリスターパック」。

少し身近に感じていただけたでしょうか。

ブリスターパック製品に対するお問い合わせ、新規部品の検討相談、お見積り等がございましたら、お気軽にサトウパックまでご連絡ください。

 

番外編:ブリスターパックに入った製品を購入して中身を取り出したあと、ブリスターパックはゴミ箱に直行・・・。

そんな毎日に、ふと「もったいないなぁ」と感じることがあります。

小物を入れたり、小さなプランターにしたり、ブリスターパックを細かく切ってアクセサリーにしたりと、再利用する事を実行しています。

 

「凹型と凸型」、「特殊形状パッケージの提案」、「真空成型とは?」のブログも併せてご覧ください。

凸型と凹型|サトウパック株式会社

特殊形状パッケージの提案|サトウパック株式会社

http://satopack.jp/about-vacumm-forming/%e7%9c%9f%e7%a9%ba%e6%88%90%e5%9e%8b%e3%81%a8%e3%81%af/

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